古民家って安全なんだろうか?
江戸時代から今まで残っているんだから安全なはず?
でも根拠は何なんだろう?
多くの地震を耐えてきているから。
なんで耐えてこれたんだろうか??
亀岡工務店では、(一社)全国古民家再生協会のやり方を取り入れ、伝統構法の建物(古民家)の安全性を確認します。
具体的には、有資格者による①目視調査(500以上の項目について)、常時微動を解析して行う②伝統耐震診断、床下調査ロボットによる③床下調査を行い、古民家の安全性を確認します。
もう少し詳しく見てみましょう。
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①古民家鑑定
有資格者が約500項目の検査を行い、築50年以上経った古民家の新たな価値を導き出すものです。現在の住宅とは違う古民家ならではの部分もプロがしっかり確認します。
古民家は、耐震構造ではなく、ゆっくり揺れることで地震の力を逃がす免震的構造。地震計を設置して常時微動を測定し、耐震診断をします。診断結果はご要望に応じて耐震補強計画に生かすことができます。
床下ロボットを使って、お客様と一緒に画面を見ながら床下の調査をします。自走式ロボットを使い、カメラ映像で床下の状態を確認。シロアリが来ない床下環境を保全します。
診断後
・住み続ける → 耐震補強・エネルギー改修で安全・快適に
・売買・賃貸 → 鑑定書付きで取り引きができます
・解体 → 「古材鑑定」で木の状態を確認し、古材を使用して建て替えしたり、古材販売できる可能性もあります
先人たちの知恵が生んだ古民家。
安全なのかよくわからないから解体してしまおう。
でも、この伝統的な建物を、次の世代に引き継ぐ事も一つの選択として考えてみませんか。
古民家改修の施工事例
「集う空間と近代空間」福島市 S様邸
実家の農業を継ぐために、築約200年の古民家を完全分離型の二世帯住宅にリノベーションしました。湿気対策、耐震補強、断熱、最新設備導入により、モダンで快適な住宅に生まれ変わりました。
新設した土間には薪ストーブ。新旧2つの空間が共存し、豊かな気持ちになれる空間です。第3回「再築大賞」で 最優秀賞「林野庁長官長賞」を受賞しました。