年々腕の良い大工さんが減ってきてしまっているのはご存知の方も多いと思います。
腕が良くてもそれを生業としてやっていく為には難しい世の中となってしまっています。
腕の良い大工さんにはそれなりの待遇で迎えられるように。
多くの子供たちが大工さんの職業を目指したいと思ってくれるように。
そんな仕組みを作ろうとしております。
そんな中、福島市のポリテクセンター福島にて令和の大工棟梁検定が開催されました。
福島で開催されるのは今回が初めて。
この検定は、午前中が座学+筆記試験、午後は実技検定と。
なかなかハードな検定です。
主に若い大工さんに受講していただき、自分の実力の理解と更なる技術の向上、将来的には一級資格合格者にはそれなりの待遇が受けられるように。
座学講習はこんな感じ。
大工さんでも座学は必要です。
実技検定。
決められた時間の中で検定員に近くで見られながら課題の仕口を仕上げます。
電動工具の使用は禁止です。
この検定は技術力は勿論ですが、検定中の立ち振る舞いなど、将来の棟梁としての人間性もチェックされます。
皆さんの大事な家を創り上げる大工さん。
総評と記念撮影。
来年も開催する予定ですので、若い大工さんはどんどん挑戦してみてください。
因みに亀岡工務店でお願いしている大工さんは一級です。
大工さんの地位がもっと上がるように少しでもお手伝いができれば良いと思っております。